ハラハラどきどきバレンタイン2022

無事にバレンタインが終わりました。
「無事に」って言うほど、大したことしてないのに、こう感じているには訳がありまして…。

「女の子が大好きな男の子にチョコレートをあげる日」

バレンタインが近づいてきたある日、ほっしゃん(4歳)が言いました。
ほ「マミー、バレンタインって知ってる?」

私「うん。知ってるよ。ほっしゃん知ってるの?」

ほ「女の子が大好きな男の子にチョコレートあげる日なんやで。」

おーー!保育園でその情報仕入れてきたんやね。バレンタインが何の日かを理解して、その日がもうすぐやってくるという見通しがなんとなくあることに、成長を感じました。

するとこう続きました。
「あーちゃんが、ほっしゃんにチョコレートくれるんやんな?」

そうきたか・・・。

あーちゃんというのは、ほっしゃんの生まれて初めてできたお友達。私とあーちゃんママが幼馴染で、たまたま同時期に妊娠したもんで、育休期はよく一緒に遊んでいました。でもお互い仕事復帰して、めっきり遊べなくなったんですが、これまた入園した保育園が同じで、同じクラスに。お互いよく一緒に遊んでいたのは、ほんとに字のごとく「物心つく前」なので、特にあーちゃんと仲良くなるとは思ってなかったんですが、何か感じるものがあったのか、ほっしゃんはあーちゃんが大好きに。そして幸い、あーちゃんもほっしゃんが大好きと言ってくれるようになりました。

でももう4歳。あーちゃんにももう自我があるわけで、好きな男の子がいるかもしれません。今年チョコをもらえるかなんてまったくもって私のコントロール不能領域!しかもこないだ保育園で、「あーちゃんは、僕と結婚するやんな?」って聞いたら、「しいひん。あーちゃんはパパと結婚するから」って言われた…って傷心で帰ってきましたやん・・・。

もうこれはもらえなかった時のための対策にでることにしました。

私「どうやろな~。でも保育園の先生は、保育園にチョコレートとかもってきてはいけません!っていってはるから、あげたくても、あげれないと思うわ~。」
ほ「なんでなん?」
私「なんでって、いつもお菓子とかおもちゃもってきたらあかんっていわはるやろ?だからバレンタインでも、チョコとかもっていったらあかんねん。」
ほ「なんでなん?」

理解したくないことは、突然理解できなくなるタイプみたいです・・・。

明日はバレンタイン♪

2/13。明日はバレンタインです。

ほ「明日バレンタインやな~!」

幸か不幸か、バレンタインを頑なに楽しみにしている人約一名いて、もう私心配になってきました。これもらえなかったら、どうなるの?!!!

そしたら突然あーちゃんママからLINEが!

「今から一瞬だけ家いっていい?あーちゃんがチョコ渡したいらしい。」

キターーーーーーー!!!!!!!!!

まじでまじでよかった。

しばらくしたらピンポ~ン。

おめかしした4歳のかわいいかわいい女の子が、それはそれは恥ずかしそうにチョコを渡してくれました。
顔はあふれんばかりの笑顔なのに、「ありがとーー」とぶっきらぼうに受け取って、一目散に姿を消そうとする男子。

もう動画とっとけばよかった…というかわいすぎるシーンでした。

ほんと家族の誰よりも、恋愛がうまくいってる4歳息子です。
はい、ダディとマミーよりも。

あーちゃんが帰った後、ほっんとに嬉しそうなほっしゃん。
「うわ、さいこっ!めちゃめちゃおいしーわ。ハートマークのチョコあるわ」とひとりしゃべり続けるおしゃべり男子になっていました。やっぱり、親からだけでなく、お友達からも愛されるって大事な経験なんやな~と感じました。こうして親や周りの人たちに愛されて、自己肯定感が育ってく。あー、ほっしゃんにそんなかけがえのない体験をさせてくれたあーちゃんに感謝。そしてあーちゃんママにも。

デレデレ笑顔だったほっしゃん。しばらくすると、忍び寄ってきたてんちゃんにハートのチョコ一個盗まれて、もうありえない程ブチ切れて、この世の終わりかのように泣き崩れていましたが。(←ちなみにてんちゃんも同じものもらってます。なのに食べるの早すぎて、兄のを盗みに来た弟。おいっ!)

泣きやんで、ひと息ついたほっしゃんが言いました。

「あんな、みやちゃんとか、つぐみちゃんとかも女の子やねん。だから明日ほっしゃんにチョコくれるかな~?」

いやいやいやいやいや。そんなクラスの女子の名前次々だしてくるのやめてくれます?!笑笑
突然女子扱いされた女の子の気持ちになってみ!!

「いや、それはもらえへんわ。保育園チョコもってきたらあかんからね。あーちゃんはほっしゃんのおうちしってるからわざわざ持ってきてくれたけどね。でも、マミーはほっしゃんのことだーーいすきやから、明日マミーからチョコもらえるかもよ~~~♪」

ほっしゃんやや腑に落ちていない感じだけど、笑顔。ほっ。

そして気付きました。
男子ママって、毎年この心労経験しなあかんのか?!!!!
チョコ作りを手伝わないとあかん女子ママだけが大変な日と思ってたけど、この男子のメンタル支える仕事、まーまー大変なんですけど。
年子男子がいるバレンタイン。今後が心配でなりません。
どうぞ、お近くの方、わがボーイズに清き1チョコをお願いします~。

こちらの画像は、マミーからボーイズへの手作りチョコです。大ブーム中の動物シリーズ。シャチに、サメに、せいうちに、しろくまに…。溶かして固めただけだけど、大喜び間違いないやつです。

余談

余談という見出しではじまる最後の話題は、私から旦那へのバレンタイン♪
外国人夫やし、バラの花束もらえるんかな~なんて淡~い期待してたら、見事バラの花びらのごとく散りました。こんな時だけ、「俺たちは日本に住んでいる」とアピールしてくる旦那。
日本に住んでるなら、もっと守らなあかんルールあるやろ!都合のいい時だけ外国人な夫。

ま、そんなわけで、大慌てでクリックしたココナッツチョコをあげました。
ポリネシアン夫は、ココナッツチョコに限ります。

だって、普通に近所のスーパー行くときに、「何かかってきてほしいものある~?」と聞くと、
「ココナッツあれば~」

ないからっ!!!

コメント

  1. かんじんママ より:

    爆笑!!
    わたしも外資系スーパーいったらやたらココナッツ探すようになってしまったわ。トンガ王国の王様のために。

    ほんまなわたしも思う。我らが過去に渡してきた数々の義理チョコにもめちゃくちゃ意味があったと。子供が貰う義理チョコで気づく40歳の冬。

    • 心理士ママ Wawa より:

      笑!ほんまやな~。めんどくさい文化やな~と思ってたけど、もう今や義理チョコ、友チョコ、逆チョコ、バラマキチョコ、なんでもいいからみんなあげよ~って感じやわ。

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