幼児の雪遊び。服装の難関を超えれるか?!

先日、念願の雪遊びに行ってきました。サンタさんからそりをもらったボーイズたち。今日雪山に行こう!と伝えると、大歓声でした。そして、結果、ほんとにほんとに楽しい最高の一日となりました。

「雪遊び」の前の高いハードル

「今年こそ雪遊びに行こう!」と計画を立てたところから、色々ハードルがありました。我が家の繊細ボーイ、ほっしゃん(4歳)にとっては、スノーウェアを着ること、手袋をはめること、スノーブーツを履くこと、帽子をかぶること…どれもこれもおそろしく高いハードルだからです。

いつもと同じく、だいぶ前から、ちょくちょく、「雪山に行くにはスノーウェアを着ないとね!」という小話をボーイズたちにしていました。(もちろん、最悪着れなかったら、普段着で着替え死ぬほどもっていけばいいか…とは思っていましたが、風邪ひいてほしくないし、できることなら着てほしい)

何度か、お店で売ってるスノーウェアを見せて、「あ!これあったら雪山で遊べるやん!かったげよっか!」という会話もしてみました。でもその度に、「うーん。いや!」と一蹴。雪山には行きたくてしかたないんだけど、やっぱり着るのは嫌なんだね。

もうスノーウェアを着るのはまだハードルが高すぎかな…と諦めかけていた2月中旬。でもやっぱり今年雪山につれていってやりたいな…という気持ちに諦めがつかず、あと一軒だけお店行ってスノーウェアを見せて、それでも「イヤ」って言われたら今年は諦めようと最後の大型スポーツ用品店に行きました。(ネットで中古とかをポチるので全然いいんですが、なんせ自分で見て、着て、納得しないと絶対着ないので、店頭で買いたいなと思っていました。)

ちなみに、弟てんちゃん(3歳)は、服を着ること自体がハードルになることはほぼないんですが、ただ異常なスパイダーマン好き。服もパジャマも靴も、基本スパイダーマンじゃないと着てくれない。だから、赤色があったらいいなーと思っていきました。

今年は雪が多かったことがあり、もうどこもキッズ用のスノーウェアはほぼ完売。スノーブーツのほぼ完売。まぁ、もう2月中旬だもんね。そのお店でも、もうキッズ用は、各サイズ、1~2着しか残っていなくて、売れ残ったセール品としてお店の片隅に追いやられていました。

その前にいくと、ボーイズが超大声で「マミー!!!!!!!!!」と叫びました。

何事かと思ったら、なんとスパイダーマンのウェアが1着あるじゃないですか!!!


えーーーーーーーー?!!!!!!!すごいやん!!!!!
私まで絶叫。

それがてんちゃんのサイズであってくれ…と祈りすぎて、手が震えていました。

「てんちゃんのサイズやん!!!!!!!」

てんちゃんが、「マミー買ってー!!!!」と。

そしたらほっしゃんが、「マミー!!!ほっしゃんはあれがいい!!!!」
ほっしゃんが好きそうな、クラシックカーがいっぱい書かれたスノーウェア。
なんとなんとそれもほっしゃんのサイズではありませんか?!

こんな奇跡あるんですね。日頃真面目に生きていたら、こんないいことがあるんだ。神様ありがとう!!!

早速試着。「やっぱりイヤ」と言われることをほぼ想定していたら、なんと試着しても、「買ってほしい~~」と言うじゃないですか。もうそれだけで涙でそうな私。

もうこれで、めんどくさがりなダディも行くしかなくなります。そんなこんなで、スノーウェアとスノーブーツと手袋と帽子を用意して、当日を迎えました。

まさかの吹雪。ボーイズたち耐えれるか?!

当日、まさかの極寒で吹雪。でももう今日を逃したら、また行けなくなるかもしれないし、そうこうしてたら、このせっかくのスノーウェアをサイズアウトしてしまうかもしれない。だから行くしかない!というわけで行ってきました。

ほっしゃん、現場に着いたら、練習通り、ウェアも手袋もブーツも履けました。帽子はいやだ!となりましたが、そんなのいいよいいよ!ほんとに成長したなぁ。実はてんちゃんがブーツ履けませんでした。ノーマークだったけど、てんちゃんもまだ3歳。そらイヤなことくらいあるよね。しかもちょっとマミーのミスで、サイズ小さかったかも。ごめんよ、てんちゃん。だからてんちゃんは、いつものスパイダーマンのスニーカーで雪山へ行きました。

いざそり遊びを始めたら、もうびっくり。ほっしゃんが楽しんでいる!お風呂で水が顔にかかったらギャンナキなのに、雪が顔にかかっても、ちょっと嫌がりつつも、泣かずに立ち上がり、また滑る。一回目は、私と滑りましたが、もう2回目からは、「自分ひとりで滑りたい!」と。

ほんまにひとりでいけるんか?と心配した私を横目に、ひとりで超スピードで滑っていきました。こけても、またそりを拾って、自分で飛び乗って、また滑っていきました。下までいったら、自分でそりを担いで、上まで上がり、また滑っていく。

たくましくてたくましくて、もう私目頭がやばいくらい熱くなっていました。

「こうやって、あっという間に、ティーネージャーになって、もうマミーのことなんて振り返らなくなるんやろうな…」とひとり涙がでる私。←いや、そんなに早よティーネージャーにはならへんやろ。

ただてんちゃんが、目に雪が入った!と泣きだし、もう滑らない、おうちに帰ろう!となってしましました。うーん、どうしたもんかなぁと悩んでいたら、お昼ご飯で入ったレストランにゴーグルが売っていました。

確かに今日は雪がふっているので、ゴーグルできたらいいんだけど…。ふたりに試着を促しました。そしたらそれが「仮面ライダー」に見えたらしく大喜び!その場で買ってあげました。午後、てんちゃんもゴーグルをつけて雪が目にはいらなくなったら、急に無敵になって、そり遊びを楽しめるようにありました。

ほんとにほんとに楽しかったそり遊び。ママ友が家から簡単にいけるところを教えてくれたおかげで実現しました。ありがとー!

帰りの車でほっしゃんが言いました。「ほっしゃん、めっちゃそりうまかったなー!」

いろんなことを経験して、少しずつ少しずつ、自信をつけていってほしい。僕は出来る!と思ったら、実力以上の力がでるよね♪また行こうね~。

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