家が片付かない…。
インスタで、毎晩部屋を「リセット」して、すっきり朝を迎えている人の投稿を見ては、ため息。
やっぱりいろんな投稿を見て思う。物が多すぎる!
シンプルに、ミニマリストになることが大事みたい。
我が家の場合、床から物を拾っても拾っても、永遠に物が落ちている。
とりあえず家が片付かないのは、物が多すぎるのと、私が根本的に片づけ方がわからない人として生まれてしまったことが原因と思われます。
よし!断捨離するぞ!目指すはミニマリスト!
というわけで、おもちゃを売りにいくことにしました!
(子どもの物捨てる前に捨てたらいいもの山ほどあるけどね)
使わなくなったおもちゃたち。別にわざわざ売らなくても、人にあげたり、捨てたりしたらいいんだけど、売ろうと思ったには訳があります。先日子どもたちとセカストに行ったときに、子どもが「あれなんて書いてあんのー?」といったポスターがありました。詳細は忘れましたが、「トミカ買い取ります。ぜひ売ってください。1個100円~」的な感じでした。100円だったか、150円だったか。で、それ見て、えーそんな高くで買ってくれるんや~と思ったのを覚えています。
あんまりお金の価値をまだわかっていない息子たちですが、一応説明すると、「僕のおもちゃも売りたい!そしたらそのお金でまた新しいおもちゃ買えるんやろ?!」と。うん…まぁそういうことや。
「売りたい!売りたい!売りたい!」という5歳のほっしゃん。
まぁ世の中の仕組みやビジネスを学ぶのにいい機会やなと思い、快諾いたしました。ついでに部屋が片付くではないか~♪
セカスト買取サービスへ行く準備。いらないおもちゃ選別します。
そしてある日、ほっしゃんとてんちゃんに、「もう自分たちが使わない、売ってもいいおもちゃここに集めといで~」と声掛けました。
売りたいといっても、いざ手放すとなったら、売りたくない…ってなることは目に見えていました。
と思ったら…いやいやいやいやいや。あんたこれ先週買ったやん!!!みたいなものも積み上げるほっしゃん。
「なんでこれいらんの?!」
「もうつかわへんから~」
もう次の新しいおもちゃのことしか頭にないようです。別に具体的なものが思いついているわけではなく、「おもちゃを買ってもらえる」ということに常に異常な執着をみせる彼なので納得です。
そんな買ったところの物いらんっていうのはあかんと、一応教えました。
かたや、てんちゃん。君がうまれてから一度も興味を示さなかったよね?!っていうものまで、「売ったらあか~ん。これてんちゃん大好きやのに~!!!!」と大変めんどくさい感じ(笑)
「てんちゃんこれはいらんやろ。一回も遊んだことないやん!」
「今からあそぼーと思ってたんやーーー!」
・・・。
この後の血を見る争いはご想像にお任せするとして、そんなこんなで、ある日、ほっしゃんとてんちゃんとまぁまぁの量のいらないおもちゃを引き連れて、セカストへ行きました。
持ち込んだおもちゃたちを、素早いスピードで査定してくれます。
もうわっくわくのほっしゃん。
買取査定してもらってる間に、「ほっしゃん、今日(売ったお金で)これ買う!!!」と走って持ってきました。
4400円の恐竜のおもちゃ。
「いやーーーーー、さすがに4400円にはならへんと思うわーーー」
「いややーーー!!!これしかほしいものないーーー!!!」
てんちゃんもでっかい仮面ライダーかなんかのベルトと剣みたいなん見つけてきました。
なんか恐ろしい結末しか想像できない私。
私の中では、1000~2000円ちゃうかなーって感じ。家出る前に旦那にも見せましたが、1500円かなーって言ってました。
持ち込んだおもちゃの数々。さぁ査定合計金額はいかに?!
しばし待ったあと、買取査定価格の報告がありました。
ありえないくらい愛想の悪い兄ちゃんが、絶対誰も聞き取れない超早口で、査定価格を発表してくれました。しかも、初めてセカストで売ろうとしている私のために、この後の流れを説明してくれました。超早口の超小声で、Noスマイル・No愛想で。
「何にも聞きとれません」
言うてしまいました。おばちゃんになったらほんまこわいものなくなるのね。
若干イライラしてきた私に言い直ししてくれたけど、相変わらず何言うてるかわからへん。
そしたら査定合計価格を書いたメモを見せてくれました。
え?
え?
え?!!!!
250円。
もうすでにイライラの火種ができていたので、ほんまに大声でクレーム言うてしまうところでした。
まぁまぁ良いものも入れましたよ。
トミカ売ってくださいいうてたん、そっちちゃうの?!!ほんでなんで10円やねん。
イギリス Skipperブランドのてんとうむしちゃんもいたのよ。↓
今でも、9900円とかで売ってるやつですよ!!
まぁまぁきれいな状態でしたよ!!!
これ、いくらやと思います?
50円!!!
人を馬鹿にすんのもほどほどにしろよー!!!って言いたかった。
ほっしゃんとてんちゃんの宝物をごみのように扱いやがってー!!!
私と愛しの子どもたちの思い出がたくさん詰まったおもちゃたちを10円とかいいやがってー!!!
(←それを捨てようとしてるのはこの私!笑)
早口で小声で何言うてるかわからん兄ちゃんが、たぶん「この価格でよかったらサインしてください」って言った。
もちろんサインはお断りじゃーー!
「てんとう虫だけ返してください」
そしたら「わかりました」とも言わずに、面倒くさそうな感じで、カウンターの後ろのほうに取りに行った。けど見つからないらしい。ほんまその辺に放り投げられているんやと思います。
しばらくして、私のもとに返ってきた思い出の詰まったてんとう虫ちゃん。
おかえり。あなたの価値をわかってくれへんところにはいかんでいいよ。
もっと喜んでくれて、大事にしてくれる人さがそな。
てんとう虫を取り返したことで、250円の査定合計額が200円に下がり、200円とてんとう虫ちゃんを握りしめて帰ることになりました。
って、この後すんなり帰れるわけないですよね~。
今日は大金を手に入れて、恐竜のおもちゃと仮面ライダーグッズを買えると思い込んでいるふたりがいる…。もう知らんふりして帰りたかった。「マミー!何円もらった?!!!」
ボーイズがかわいそすぎて、200円なんて言えなかった私。
そらそらこの後、大変な事態になりました。
結局、その高いおもちゃは買えないと説き伏せ、「小さいものなら買うたげるよ」で着地。
はい。もちろん、200円以上の出費となりました。
セカスト買取サービス体験した感想
もう二度とセカストでは売らへん。
帰宅した旦那にこの話をすると、「それはひどいなー。いやーそんなんでまた売りに行く人絶対いいひんやろ。売った人も楽しくなって、また来たくなる仕組みにしたほうが、絶対ビジネスとしていいやろうに」っていうてました。めずらしく意見が一致(笑)
そんなわけで、今こうしてPCに向かう私を、部屋の隅っこからてんとう虫ちゃんが眺めてはります。
だから、家が片付かないわけです。
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