今日は珍しくほっしゃん(4歳)が先に寝落ち。ほっしゃんの寝息のする暗い寝室で、てんちゃん(3歳)とふたりでぼそぼそ話していました。寝る前の何気ない会話のつもりが、その後寝落ちしたてんちゃんの横で、私はひとり嗚咽するほど泣くこととなりました。あ~ひさびさに泣いた。
生まれてきてくれてありがとう
ほっしゃんが寝落ちしたので、絵本を読むのをやめ、てんちゃんと今日あった他愛もないことについてぼそぼそ話していました。少しして「もうそろそろ寝よっか」と声をかけると、てんちゃんは「うん」とすぐに寝る体勢に入りました。ほんま、やりやすい子やな~と感心。ほっしゃんはとりあえず寝ない子だったので、「寝よっか?」「うん」なんて会話したことない。ここから絵本5冊は読まされる(笑)
布団に潜ったてんちゃんに言いました。
「マミーはてんちゃんがだーい好き。てんちゃんが生まれてきてくれてほんまにほんまに嬉しかったんや~。てんちゃん生まれてきてくれてありがとう。」
天国にいるマミーのマミー
するとてんちゃんが言いました。
てん「マミーのマミーは天国にいるん?」
私「うん。天国にいるよ。マミーのマミーは、てんちゃんのおばあちゃんやで。」
てん「もう帰ってこーへんの?」
私「そやなぁ。天国で待ってるよ。イエス様と一緒に、てんちゃんやほっしゃんのことずっとずっと見守ってくれてるよ。」
てん「ずっと守ってくれてるん?」
私「そうやで。だからてんちゃん、もし何かこまったことがあったり、嫌なことがあったら、イエス様ー助けてくださいーってお祈りしたらいいんやで。マミーのマミーも、マミーのダディも、イエス様と一緒に、てんちゃんのこと絶対助けてくれるよ。」
てん「そっか。」
そして、私のスマホの待ち受けが、私の両親であることを覚えていたてんちゃんが言いました。
てん「マミーのマミー見せて。」
じーっとみたてんちゃん。「マミーのマミー、帰ってきたらいいのにな。」
どんなに願っても叶わない願い
その後、てんちゃんが寝落ちしたら、涙があふれてきました。
「マミーのマミー、帰ってきたらいいのにな」
どんなに願っても叶わないから願わないようにしている想い。
もしお父さんやお母さんがここにいたら、てんちゃんやほっしゃんをどれだけ可愛がってくれるだろう。どれだけ一緒に遊んでくれるやろう。どれだけいろんな世界を見せて、それだけ沢山のことを教えてくれるやろう。
…そうやって一瞬想像してしまったら、てんちゃんやほっしゃんの損失の大きさに涙があふれ出た。
お父さんやお母さんと少しでも一緒に過ごすことが出来たら、てんちゃんやほっしゃんの人生はどれほどもっと豊かだっただろう…って思うと嗚咽した。一日でいいから体験させてやりたかった…と思ってしまった。
どれ程願ってもそれだけは叶わないのに。
親の死の乗り越え方
私は、両親と兄を亡くしました。
大好きな大好きな人の死。この悲しみは、時間が解決してくれないことを知りました。
年月が過ぎれば、毎日泣き崩れず生きていくことはできています。
でも、悲しみが小さくなってきたのではなく、ただ「悲しい」気持ちと一緒に生きていくことに慣れただけ。
でもある時、それでいいことを知りました。悲しみを乗り越える必要はなく、悲しみと一緒に生きていけばいいということを。
悲しみを乗り越えないといけないと思っていた時、乗り越え方も知らなければ、乗り越えるっていう意味もわからなかったし、そもそも乗り越えることにも違和感や罪悪感があり、一生出口のないトンネルにいるような気分でした。でもある本を読んで、その「悲しみ」こそが、愛する人が生きていた証であり、乗り越える必要はないんだって知りました。そしたら、すごく楽になりました。
そう、「愛する人の死を乗り越えなくていい。」
これが、私の乗り越え方。
いや。乗り越えてないから、乗り越え方ではないな…。(笑)
だから、てんちゃんやほっしゃんに、おじいちゃんやおばあちゃんと過ごす時間を与えてやりたかったという想い。これも、解決しなくていいんだと思います。おじいちゃんおばあちゃんの分まで私が頑張るぞ!とかいうのが正解かもしれないけれど、おじいちゃんやおばあさんの分を私が埋められるわけはないから。もうちょっと大きくなったら、どんなに優しいおじいちゃんおばあちゃん、そしておじさんだったか、どれほど、天国から愛してくれているか、それは伝えていこうと思います。
コメント
嗚咽。号泣。久しぶりに爆泣きした人ここにもいます。
私も久しぶりに爆泣きしたわ。
今日も号泣。言ったら、悲しませるだけだと思ってずっと黙ってたけど、私 ほんまにほんまに、毎日、毎日なんで居ないの?なんで?台所に立ったら必ず思うこと。毎日何回思うやろ?神様教えて!泣かない日はないほど、会いたい!可愛い孫達を見せてあげたい。どんなに可愛がってあげるやろう?目にはっきり見えるわ。あんな優しいおにいちゃんまでなんで?愚か者の私は答えをみつけられないままです。
そうなんや。そんな気持ちで過ごしてるんやな。答えはほんまに見つからないよな。もしいたら、ほんまに絶対めちゃくちゃかわいがってくれたやんな~!でもな、なんかな不思議なくらい、子どもたちが「マミーのマミー」「マミーのダディ」「おじさん
」を話題に出してくるねん。私から出すことはないのに。会ったことのない人とは思えないほどの頻出ぶりでさ~。だからきっとめちゃくちゃ近くで見てくれてるんやろうなって思うねん。